九州現場だよりScene News

壱岐に現場事務所を設置-現場だより7月号

土地だけだった壱岐・芦辺斜坑用地に初めての建物  6月27日に現場事務所開設

6月27日、壱岐の芦辺斜坑用地に現場事務所が設置され、開所式が行なわれました。
芦辺用地は、唐津と対馬をつなぐ中継の現場となります。ここは島の東海岸にあり、島の東沿岸を北上していく本坑の調査、掘削のための作業坑であり、トンネル完成後は保守点検の最前線の現場ともなる重要地です。

 

トンネル用地としては早期に入手されていました。大型車両の道路整備と坑口建設に向けた精密測量に続く本格的なトンネル掘削工事を待つだけであったが、現場事務所が設置されて、いよいよ次は坑口設置工事です。地元のトンネル支援者からのご厚情に、これまでの準備金を加えて前倒しで、今回実現したものです。

 

夏空に輝くこの日は午前10時から式典が行なわれ、ハイウェイ財団顧問の挨拶や松村誓八所長の経過報告に続いて、梶栗正義・財団会長からの感謝状が贈られた。島の支援者らも駆けつけ、最後に事務机を皆で運び込んで汗を流すとともに、早期着工を願って万歳を三唱して祝いました。プライベートビーチがあるここには電気、水道、トイレが完備して、キャンプ場としてすぐにも運営できそうなほど整備されました。

 

【写真①】壱岐・芦辺斜坑用地に現場事務所が設置された 次は手前の草むらに坑口設置工事だ!

 

【写真②】前倒しで建てられた事務所は、本格工事の始まりを告げている

 

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