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日韓トンネル未来設計図が具体的に-現場だより12月号

■唐津・壱岐・対馬の日韓トンネル未来設計図が具体的イメージに―2015年総まとめ―

 

三つの現場がそれぞれ斜坑基地として前進し、点から線につながる「ルート」として見え始めました。対馬での斜坑口延伸、壱岐での用地伐開完了と坑口測量の実施により、東は唐津、西は韓国と繋がる構想が目に見え始めたからです。今年一年の進捗状況をまとめます。

 

6月、対馬では阿連斜坑口が10mから20mに延伸する工事が行なわれました。これは昨年7月の坑口設置工事に続くもので、全長が20mとなり、衛星写真でも確認できるようになりました。また壱岐では、芦辺斜坑基地の伐開と取付道路(200mのジャリ道)が7月に完了し、翌8月には坑口設置のための精密測量が行なわれました。

これにより本坑建設につながるパイロットトンネルは「東北東」の方向へ掘っていく工事計画が検討され始めました。そして唐津では1500名の視察・見学者を案内した一方、遊閑地を賃貸してメンテナンス代とするため、太陽光発電のメガソーラーが竣工し稼働し始めます。

 

また、7月に東京の映像製作会社が撮影を行ない、プロモーションビデオ(16分)ができました。国際ハイウェイ構想やその手始めの日韓トンネルの建設進展状況をお手元で見ることができます。ご利用下さい。

 

①3月 対馬・壱岐 桜の苗木植樹 各100本

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②6月 対馬 阿連斜坑 昨年7月に設置した坑口を20mに延伸工事

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③7月 対馬・壱岐・唐津 プロモーション映像撮影

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④8月 壱岐 芦辺斜坑 用地伐開につづく坑口設置の精密測量

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⑤7月 唐津・壱岐・対馬 現場視察・見学 年間1,500名

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⑥11月 唐津 賃貸した遊閑地にメガソーラー工事竣工 発電へ

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