九州現場だよりScene News

雑木伐採整備が進む-現場だより11月号

◆壱岐、芦辺調査斜坑用地の雑木伐採整備が進む
日韓トンネルのルートに当たる壱岐の島の東海岸用地で、整備作業が行なわれた。
昨年秋から今年1月の作業に続いて、9月1日から二日間、9月26日から二日間、10月24日から三日間など、チェーンソーで雑木を払い、枝打ちをし、作業トラックが通れる道を確保する作業が行なわれた。これは、対馬調査斜坑が9月11日の「オープン式」で坑口が設置されたのに続いて、壱岐においての調査斜坑の基地建設を目指すものです。

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【写真】うっそうとしていた敷地が光を取り戻した

 

作業は壱岐所長ら三人で行なわれ、立ち木に巣くったアリたちに噛まれながらも、青空の中順調に進んだ。太く巻きついたツルや伸びた雑木に覆われてうっそうとしていた敷地に光が入り、石を積み上げて用地を守っていた石垣が現れて来て、この島を開発し手入れをしてきた先人たちの苦労の跡が偲ばれる。野イバラのトゲで傷だらけになった手をさすりながら、「素晴らしい、美しい島だなあ」と改めて感じていた。作業は11月も続けられ、来年には作業車を通し、技術委員が芦辺調査斜坑の精密測量をできるようにしたいという。

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【写真】広がっていた竹林に塞がれていた道を切り開いた

 

現場便り2014年11月号(PDF閲覧・ダウンロード)

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